介護保険サービスっていろいろ。簡単にまとめてみました。

こんにちは。入居相談部高山です。

早いもので僕が介護施設や住宅の入居相談をするようになって

3年がたとうとしています。

大学では介護の勉強なんて全っっっっ然分野外の勉強をしていました。

未経験過ぎる業界に入り、初めは「介護保険って何?」からはじまり、

自分の生活環境の回りにこれだけ介護事業所があるんだ!!と驚いていたことを

今でも懐かしく思います…

さて、もうすぐ春!!ということで、新しい年度の始まりということもあり、

改めて介護保険で受けられるサービスについておさらいしたいと思います!

□ケアマネージャーを決める!!

介護保険サービスを利用するには介護計画をたてないといけません。

この介護計画(一般的にはケアプランという。)を作ったり、行政との調整役になってくれるのがケアマネージャーです。なので、まずケアマネージャーのいる居宅介護支援事業所と契約し、担当のケアマネージャーについてもらいましょう!!厳密には家族などがケアプランをたてることも可能なのですが、やはりここは専門知識のあるケアマネージャーにお願いしたほうがいいです。(手続きなど結構めんどくさい)

※ケアプランの作成料は自己負担なく利用できるので、安心してケアマネージャーに任せましょう!!

□訪問介護

1番メジャー、かつ在宅の介護サービスの基幹サービスとも言えると思います。

普段介護のことは全然知らない!そんな方も、ホームヘルプといえば、なんとなーくイメージできるはず。言わずもがなですがお住まいの住居にヘルパーさんが来て、調理補助や一緒に買い物、入浴のお手伝いなどをしてくれます。ここで1番の注意は家政婦ではないよ!ということ。もちろん保険を使ったサービスなので、厳格に出来るサービスとできないサービスに分けられています。「ヘルパーさんに来てもらって家の庭奇麗にしてもらって、食事も作ってもらおう!」なんて都合よくはできてないってことですね。(当たり前か。)

□訪問入浴

こちらも訪問系。例えば家にお風呂の無い方や、あっても小さくて入りづらい。そんな方、たくさんいらっしゃると思います。訪問入浴は看護師さんとヘルパーさんが家まで来てくれて、移動式の浴槽によって入浴できるんです!画期的。

□訪問リハビリ

こちらはPT(理学療法士)さんなどにより、お家でリハビリやマッサージなどを受けることができます。寝たきりにならない為にもリハビリは大事です!

□訪問看護

その名の通り、看護師さんがお家で健康管理や医療的な措置をしてくれます。例えば褥瘡(とこづれ)処置など、ヘルパーでは出来ないことをやってくれます。安心!!

□デイサービス

正式には通所介護と言います。簡単に言えば、車で送迎してくれて、高齢者の方が日中お風呂に入ったり、食事をしたり、運動やレクリエーションなどができる通いの場所。今このデイサービスは本当に多種多様なんです!!

基本的には6〜8時間の利用がメインなんですが、今は午前中だけ、や午後だけといった半日デイや、

機能訓練(マシンなどを使った運動)メインの機能訓練型デイサービスなんかも増えています。

更にはスパをイメージしたデイサービスもあったりします。普通に僕も行きたい。

※写真はイメージです。

□ショートステイ

こちらは主には特別養護老人ホームなんかで、30日以内であればお泊まりで介護サービスを提供してくれます。家族様が長期で家を空けないといけない場合などに活用するといいですね!!

ちなみに、数年前から特定施設入居者生活介護を受けている施設(介護付き有料老人ホーム)でもショートステイが利用できるようになりました。ショートを受けているかどうかは、個々違いますのでお問い合わせください。

□福祉用具貸与

例えば車いすや、介護ベッド。(パラマ○ントベッドみたいに、頭が上がったりする多機能ベッド。)購入すると高い!!介護保険では保険を利用しながら安価にレンタルすることができます。購入するよりもレンタルの方が故障した時など便利ですよね。

 

□まとめ

さてさて、ざっと簡単にではありますが介護サービスについて書かせて頂きました。ちょっと気をつけて街を歩いていると、このような介護事業所がここにもあるんだ!ってびっくりします。僕は職業柄、新しい事業所ができているとチェックしてしまいます。

介護事業所が増えることによって、利用者様からは選択できる範囲が増えていいことだなあと思うんですが、逆に多すぎて迷ってしまう!という声も良く聞きます。確かに家族様やご本人には介護保険や行政のこと、難しくてよくわからないと思います。

だからこそ今困っていることは何か、をはっきりと伝えることが大事です。このような介護保険サービスを上手に利用しながら、持続的で安心の生活環境が整えられるように、適切に介護サービスを選んでいきましょう。

 

 

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