みなさんこんにちは。ラ・ポルト・コトブキの高山です。
介護を必要とされている高齢者の方へのケアが注目され、私たちのような民間の
老人ホームも多く建設される時代になりました!!
利用者のみなさまにとっては多くの選択肢があることは嬉しいことですね。
しかし一方で、「特養」「介護付き有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」
「サービス付き高齢者向け住宅」「グループホーム」
などなど…老人ホームにも種類があることに驚かれる方も少なくありません。
当社のホームページでは簡単にその「違い」について説明させて頂いていますが、改めてみなさまに
わかりやすく説明してみようと思います。
まず、「特養」。これは特別養護老人ホームの略で、介護老人保健施設と呼ばれるものです。
社会福祉法人や医療法人といった公益性の高い法人でしか運営出来ません。
国からの補助が充実していますので、料金も民間の有料老人ホームと比べ割安です。
ただ、施設数が少ないため、入居希望者が数百人待ちといった施設も少なくありません…
そこで私たちのような民間の有料老人ホームが登場します!!
厳密には違うのですが、「住宅型有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」「高齢者住宅」
これはほとんど同じです。なにが同じなの??
わかりやすく言えばバリアフリー構造になっているマンションに入居して頂き、介護サービスは
外部のサービス業者(訪問介護やデイサービスなど)を利用者が必要に応じて受けられる、という仕組みです。
このマンションにはほとんどが運営会社の職員(ヘルパーさんなど)が常駐していますので
緊急時でも安心です。
バリアフリーマンション + 外部の介護サービス これが上記のような施設ですね。
では当社も運営しています、ラ・ポルト・コトブキのような「介護付き有料老人ホーム」。
これは内容が異なります。ではなにが違うのか??
「介護付き有料老人ホーム」とは特定施設入居者生活介護というもの(難しい名前です…)を
利用しており、介護サービスも生活に必要な援助も全て施設内で提供されています。
つまり、「外部の介護サービス」というものが無いんですね。
それに加え、人員(ヘルパーさんなど)の配置基準や看護士の配置などが制度のよって定められています
ので、手厚い介護が可能になっています!!もちろん24時間365日職員が常駐しています。
「グループホーム」これは認知症の方のケア専門の施設です。少人数のユニットに分かれて
利用者さま同士で共同生活を営みながら、認知症ケアの知識を持った職員と生活を送ります。
言わば認知症ケアのプロ。ですね。
ではどういう方にそれぞれ適しているのか。
もちろん一概には言えませんが、一般的には
「住宅型有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」「高齢者住宅」は自立に近い方、
デイサービスなどの他の介護サービスも使いたい方に適していると思います。
特に細かい基準も無いので、その運営会社によって工夫されたケアや、個性が出やすいので
よくその施設の内容などを確認することをおすすめします。
「介護付き有料老人ホーム」は手厚い介護を望まれる方、介護支援が多く必要な方が安心して入居
できる施設です。
人員基準などは定められていますが、その施設ごとのレクの状況や雰囲気など問い合わせてみましょう。
「グループホーム」は認知症の方で、身体的には自立されている方におすすめです。
何と言っても認知症ケアの専門ですからね。
ここまでざっと書いてみましたが、とにかく介護施設を運営する上で勧めたいのは、
・介護サービスはどういった形で提供されているか
・人員の配置基準(特に夜間など)
・料金体制
・医療との連携
・身体状況が今より重くなった時の対応
など質問してみましょう!!まず第一は「その方にあった施設を選ぶ」ことが大事です。